後藤悟志のやばい実績とは?太平エンジニアリングの特徴/評判/事業紹介
後藤悟志さんは、株式会社太平エンジニアリングの代表取締役社長です。
空調設備や衛生設備、ガス関連設備などの事業を通じ、快適な環境を提案する同社を引っ張る後藤悟志さんとは、どのような人物なのでしょうか。
太平エンジニアリングの代表取締役社長である後藤悟志さんのプロフィールや経歴、やばい実績や人柄について解説します。
また、太平エンジニアリングという企業の特徴や社員の評判・口コミも紹介しているので、後藤悟志さんに興味がある方はもちろん、太平エンジニアリングでの就業を考えている方も、ぜひ参考にしてください。
後藤悟志って何者?
そもそも太平エンジニアリング代表の後藤悟志さんとは、どのような人物なのでしょうか?
ここでは、後藤悟志さんのプロフィールや、西武ホールディングス会長である兄について解説します。
プロフィール
後藤悟志さんは、1957年11月12日に生まれ、太平エンジニアリング二代目社長である後藤一之さんの次男として育ちました。
名前 | 後藤悟志(ごとう さとし) |
生年月日 | 1957年11月12日 |
出身地 | 東京都 |
最終学歴 | 青山学院大学経営学部 |
役職 | 株式会社太平エンジニアリング 代表取締役社長 |
兄は西武ホールディングス会長
後藤悟志さんの兄である後藤高志さんは、日本の実業家として、西武ホールディングスの代表取締役会長や西武鉄道の取締役会長を務めています。
成蹊中学校・高等学校、東京大学経済学部を卒業後、第一勧業銀行に入行し、同銀行が抱えていた総会屋利益供与事件において改革の先頭に立ちました。
2005年には西武鉄道社長に就任し、経営改革と再建に注力します。
また、埼玉西武ライオンズの取締役オーナーとして、地域に根差した活動を推進し、前身球団の歴史再評価や福岡時代のOBとの関係修復にも尽力しています。
後藤悟志の経歴
後藤悟志さんは太平グループの創業家に生まれ、ニッカウヰスキーを経て太平エンジニアリングに入社することになりました。
ここでは、後藤悟志さんの経歴について、詳細にみていきましょう。
太平グループの創業家に生まれる
後藤悟志さんは、太平エンジニアリング創業家の一員として誕生します。同社は祖父が立ち上げた建設設備会社であり、二代目社長を務めた父・後藤一之さんのもとで育ちました。幼少期から経営学や帝王学に触れる環境にあり、地域の子どもたちをまとめる「ガキ大将」としても知られていました。
府中にある明星高等学校を経て、青山学院大学の経営学部に進学し、経営の基礎を身に付けます。その後、異業種での経験を積むことを選び、経営者としての確固たる土台を築き上げていくのです。
ニッカウヰスキーを経て太平エンジニアリングに入社
大学卒業後、後藤悟志さんはニッカウヰスキー株式会社に入社し、営業職としてのキャリアをスタートさせます。営業スキルを高め、業界屈指の成績を収めたことで、多くの大手企業と契約を結ぶなど、ビジネスセンスに優れた人材として評価されました。
1987年には、父・一之さんの体調不良をきっかけに太平エンジニアリングへ入社し、営業本部本部長付部長代理として活躍し始めることになります。異業種での経験を活かして同社の事業多角化を推進し、メンテナンス本部長や取締役を歴任します。
1996年には代表取締役社長に就任し、太平エンジニアリングを新たなステージへ導く経営者としての役割を果たしました。
後藤悟志の代表就任後のやばい実績
後藤悟志さんは太平エンジニアリングの代表就任後、さまざまな実績を残してきました。
ここでは、後藤悟志さんの代表就任後における「やばい」実績について解説します。
M&Aによる新たな事業への参入
1996年、後藤悟志さんは太平エンジニアリングの代表取締役に就任し、積極的なM&A戦略によって事業の拡大を図りました。
これにより、建設設備を中心としていた同社は、飲食業・金融業・不動産・介護・防災事業などを含む「太平グループ」へと発展を遂げ、多角経営を実現します。
各企業が持つ技術を連携させたことにより、グループ全体の売上も飛躍的に伸びています。
海外展開への挑戦
後藤悟志さんは代表取締役として、国内にとどまらず、積極的に海外展開にも取り組みました。
2005年から東南アジアへ進出し、シンガポール・ミャンマー・カンボジア・ベトナムの4ヶ国に現地法人を設立します。
現地では、設備工事やメンテナンス事業のほか、レストランやホテル運営も展開しています。
日本国内で培った「住・食の環境づくり」のノウハウを海外でも活用し、太平エンジニアリングをグローバル企業へと成長させているのです。
グループ売上高800億円突破
代表就任以降、後藤悟志さんはM&Aや海外進出を通じて、太平グループの事業規模を着実に拡大させてきました。
成果として、2023年度決算ではグループ売上高が800億円を突破し、さらなる成長を遂げています。
周囲から評判の後藤悟志の人柄
さまざまな実績を残したことで知られる後藤悟志さんですが、どのような人柄なのでしょうか。
ここでは、周囲からも評判とされる後藤悟志さんの人柄についてみていきましょう。
趣味と意外な特技
後藤悟志さんは、音楽とゴルフを趣味としています。
学生時代から音楽に情熱を注ぎ、ギターやボーカルに関してはセミプロ級の腕前だと言われています。
ゴルフについては、自社の事業としてゴルフ場運営に関わるなかでプレーを楽しむ機会があり、趣味としても楽しんでいるようです。
事業拡大の一環としてゴルフ場運営に参入した背景には、ゴルフへの親しみがあったのでしょう。
多忙な経営者としての立場にありながらも、音楽やゴルフに触れることで心身をリフレッシュし、仕事への活力を得ているようです。
会社経営における後藤悟志の想い
後藤悟志さんは「お客様第一主義」および「現場第一主義」を経営の基盤として掲げています。
太平エンジニアリングが長年にわたって築き上げてきた「技術と信頼」を大切に守り続けることが重要と考え、社員全員が理念を共有し、誠実に仕事に向き合うことで社会に貢献できると信じています。
また「安全・安心」を最優先し、顧客が住まいと仕事の場で快適さを感じられる環境づくりを目指しているのも、太平エンジニアリングの特徴です。
後藤悟志さんの考え方は、太平エンジニアリングの企業風土や社員の日々の仕事にも反映されていると言えるでしょう。
太平エンジニアリングってどんな会社?
後藤悟志さんが率いる太平エンジニアリングとは、どのような会社なのでしょうか。
ここでは、事業内容やグループ事業、強みといった視点から太平エンジニアリングについて紐解きます。
事業内容
太平エンジニアリングは「より快適な環境を提供する総合コンサルティング企業」として活動しています。
主力事業には、空調設備・給排水・衛生設備・ガス関連設備・メンテナンスサービスがあり、長年にわたる経験と実績を基にした高い技術力で、顧客ニーズに応じた最適な設備を提供しています。
また、リノベーション事業にも注力し、独自の最新技術を駆使して、安全で快適な居住空間や機能的なビジネス空間を創出しているのも同社の特徴です。
さらに、建物のライフサイクルコスト削減を目指すコンサルティングサービス「ECOMACS」を通じて、24時間体制で顧客をサポートする体制を整えています。
多様なグループ事業
太平グループは、建設事業を核としながら、幅広い事業分野で成長しています。
不動産事業ではグループのネットワークを活かし、顧客に最適な不動産ソリューションを提供しています。
また、外食・ゴルフ・リゾート事業では「中国菜館 志苑」や「西麻布 いちの」といった多様な飲食店の運営を行っています。
ほかにも、保険代理店業務や商品販売業、海外事業や金融事業、介護サービス事業など、さまざまな分野へ展開しており、幅広い顧客ニーズに対応する体制を構築しているのです。
太平エンジニアリングの強み
太平エンジニアリングの強みは、全国規模のネットワークと先進的なテクノロジーにあります。各地に支店や営業所を展開することで、顧客の要望に迅速に対応できる体制を整えているのが特徴です。
また、AIやIoT、ビッグデータといった最新技術を活用し、顧客に最適なソリューションを提供しています。さらに、TQC(Total Quality Control)を徹底することにより、技術力の向上と新しいノウハウの創造・蓄積にも注力しています。
これらの強みを活かし、空調、給排水・衛生、ガス関連設備、メンテナンスサービス、リノベーションの事業を基盤に、快適な環境づくりに貢献しているのです。
会社概要
太平エンジニアリング社員の口コミ・評判
実際に太平エンジニアリングで働く社員は、会社に対してどのような想いを抱いているのでしょうか。
ここでは、太平エンジニアリング社員の口コミ・評判をいくつかまとめています。
大規模なプロジェクトに関われるのがやりがい
私は現在、学校空調事業に従事しており、公立小中学校の教室に空調設備を導入し、13年間にわたって維持管理を行うプロジェクトに取り組んでいます。
数十億円規模の大きな事業であり、主な役割は官公庁へ提出する企画書の作成です。
地域の特性を活かした提案を心がけ、最適なメンテナンス方法を提示するだけでなく、地域のお祭りや花火大会への協賛も取り入れ、地域発展への貢献を意識した内容を盛り込んでいます。
これまで複数の市町村から委託を受け、関わった地域で成長する子どもたちの姿を見ることが、仕事における大きなやりがいです。
この口コミは、太平エンジニアリング社員が学校空調事業に携わり、地域特性を活かした企画書作成や地域発展への貢献にやりがいを感じていることを述べています。長期的なプロジェクトでの責任と達成感も強調されています。
達成感を味わえる環境
私は工務部で、新築物件における空調・給排水衛生設備の施工管理を担当しています。
業務内容は多岐にわたり、施工図の作成や施工チェックも含まれており、現場での役割は広範です。
建築現場に関わる仕事に以前から興味があったため、このポジションで設備全般を手掛けることに大きなやりがいを感じています。
現場をマネジメントする立場として、ゼネコンや設計事務所、職人の方々など、関係者全員と息を合わせることが欠かせません。そのため、日頃から特にコミュニケーションを意識しています。
完成した建物をみんなで見上げる瞬間の達成感は、いつも格別で、何度経験しても飽きることがありません。
新築物件の空調・給排水衛生設備の施工管理を担当し、関係者と協力してプロジェクトを進めるやりがいや、完成時の達成感の大きさについて語っている口コミが見受けられました。
幅広い経験を重ね、成長を実感できる
サービスエンジニアの仕事は、設備の定期点検とトラブルが起きた際の修理対応が主な役割です。定期点検で重要なのは、故障の兆候を早期に発見し、問題を未然に防ぐことです。
人間が健康診断で病気の予兆を見つけるように、設備も点検を怠らなければ早めの対策が可能です。
修理対応では、状況を的確に把握し、最適な手順で迅速に処置を行うことが求められます。
当社のサービスエンジニアは、多種多様なメーカーの設備に対応しており、さまざまな現場で新しい設備に触れるたびに、自分の成長を感じられるのが大きな魅力です。
太平エンジニアリングのサービスエンジニア職は、設備の定期点検や修理対応を通じて成長を実感できると評判です。
また、多様なメーカー設備に対応できることがやりがいに繋がっているようです。
手厚いフォローを受けられる
「当たり前をつくり、守り、そしてつくりかえる」という言葉を合同企業説明会で目にし、心に強く残りました。
これが当社との出会いであり、建築の知識が全くなかった文系出身の私がこの業界に進むきっかけとなったのです。
入社後は、毎日現場に足を運びながら学び続けています。わからないことが多いものの、上司や先輩が親切にサポートしてくれるおかげで不安はありません。
先輩に対して気軽に「食事に連れて行ってください」と言える環境も魅力の一つです。今後は経験を重ね、皆から頼られる存在を目指していきたいと思っています。
企業理念に共感して文系から建築業界へ飛び込み、未経験でも上司や先輩の支援を受けて安心して成長できる環境に魅力を感じていることがわかる口コミです。
太平エンジニアリング社員の口コミ・評判
太平エンジニアリングは、建築や設備管理において地域特性を活かした企画や幅広い設備に対応する専門性が特徴の企業です。
社員からは、現場での成長機会や達成感を味わえる環境が高く評価されていることがわかります。
また、文系出身者や未経験者でも安心して働けるよう、上司や先輩が手厚く指導し、コミュニケーションが取りやすい社風が魅力とされています。
多様な現場経験を積み重ねることで、プロとして成長できる環境が整っている点も社員に好評です。
後藤悟志が率いる太平エンジニアリングの特徴
最後に、後藤悟志さんが率いる太平エンジニアリングについて、以下の視点からさらに深掘りしましょう。
● 高い技術力によるワンストップソリューション
● 経常利益率5%以上の安定経営
● 大規模な案件を数多く手掛けた実績
ここまで紹介した内容も踏まえて太平エンジニアリングへの理解を深めたうえで、就業を前提とした今後のキャリア形成における参考情報としてお役立てください。
高い技術力によるワンストップソリューション
後藤悟志さんが代表取締役社長を務める太平エンジニアリングは、高度な技術力を基にしたワンストップソリューションを提供する企業として高く評価されています。
空調設備や給排水・衛生設備、ガス関連設備など、建設設備の設計から施工、さらにはメンテナンスやサービスまで、一貫したサポートで多様な顧客ニーズに対応可能です。
長年培われた「信頼の技術」と「誠実な仕事」を重視する企業文化が、高品質なサービスの提供を可能にしています。
経常利益率5%以上の安定経営
太平エンジニアリングは経常利益率5%以上という収益性の高い安定経営を維持しています。
建設工事に加えて、大規模物件のメンテナンスや管理業務も手掛け、景気変動に影響されにくい収益構造を築き上げています。
近年、企業の設備投資が減退する傾向にある中、メンテナンス部門が安定した収益を確保している点が特徴です。
市場のニーズがメンテナンスや管理業務に集中する流れが続くと見込まれるため、太平エンジニアリングの安定した経営は今後も堅調に推移することが期待されています。
大規模な案件を数多く手掛けた実績
太平エンジニアリングは、東京国際フォーラムや大型病院、工場など、数多くの大規模案件を手掛けてきました。
豊富な経験と高い技術力、誠実な仕事ぶりが顧客からの信頼を集め、現在では大規模物件のメンテナンスや管理業務も担っています。
例えば、東京都中央卸売市場(豊洲市場)の設備管理も担当しています。
これらの実績は、太平エンジニアリングが顧客に最適なソリューションを提供できる企業であることを示しており、後藤悟志さんのリーダーシップと社員の技術力が高いレベルにあることを証明する要因です。
まとめ
以上が、太平エンジニアリングの後藤悟志さんについて調査した結果です。
後藤悟志さんは、太平エンジニアリングの創業家に生まれ、ニッカウヰスキーで営業トップの実績を積んだ後に同社に入社しました。
以降、後藤悟志さんのリーダーシップのもと、M&Aや海外展開を通じた事業拡大が実現し、グループ全体の売上高は800億円を超える成長を達成しました。
さらに、技術力を活かしたワンストップソリューションの提供や、安定した経常利益率の確保も実現しています。
社内では、大規模プロジェクトで得られるやりがいや成長機会に加え、手厚いサポート体制も高く評価されています。
後藤悟志さんの実績や太平エンジニアリングの事業展開は、働きがいを重視する方にとって、就業を検討するうえでの魅力的な要素といえるでしょう。